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病気の影響 | 自動車運転死傷行為処罰法

「病気の影響」全国初適用で男逮捕 軽傷事故の危険運転致傷容疑

自動車運転の正常な運転に支障をきたす恐れがある特定の病気の影響で交通事故を起こし、人を死傷させてしまった場合には2014年5月に施行された自動車運転処罰法が適用される可能性があります。
さらに、無免許の場合は同法により刑が加重されるでしょう。

▼てんかんの影響で事故を起こした男性が自動車運転処罰法により逮捕。「病気の影響」適用は初のケース。

無免許で運転し、持病のてんかんの影響で軽傷事故を起こしたとして、札幌東署は10日、自動車運転処罰法違反(危険運転致傷、無免許)の疑いで、札幌市に住む26歳のアルバイト従業員の容疑者を逮捕した。
5月施行の同法は、危険運転致死傷を適用する要件として、新たにてんかんや統合失調症など特定の病気の影響で「正常な運転に支障が生じる恐れがある状態」も対象に含めた。警察庁によると、病気の影響による適用は全国で初めて。

逮捕容疑は7日午前4時5分ごろ、札幌市の道道で、無免許でワゴン車を運転中、てんかんの発作を起こした影響で対向車線にはみ出し、79歳の無職男性の乗用車と衝突、男性に軽傷を負わせた疑い。

 

引用:北海道新聞 2014年6月11日

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