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以下は、対応できる相談の一例です。実際の相談例ではありません。弁護士は実際の相談に対しては守秘義務を負っています。インターネット上で相談の詳細を公開することは絶対にありません。秘密が外部に漏れることはありませんのでご安心ください。

交通事故弁護士 | 自動車運転死傷行為処罰法 - Part 2

危険ドラッグ吸引で暴走事故を起こした男を危険運転致傷で逮捕

危険ドラッグや違法薬物などの影響により正常な運転ができない恐れがある状態で車を運転した場合は道路交通法、もしくはそれによって人身事故などを起こしてしまった場合はより罪が重い自動車運転死傷行為処罰法(略:自動車運転処罰法)が適用される可能性があります。

▼危険ドラッグを吸引し、事故を起こした男性を自動車運転処罰法で逮捕

6月に千葉県千葉市で乗用車が他車と衝突後に歩道へ乗り上げ、歩行者1人が重傷を負った事故について、千葉県警は19日、クルマを運転していた23歳の男を自動車運転死傷行為処罰法違反(危険運転致傷)容疑で逮捕した。事故を起こす前に危険ドラッグを使用していたという。

千葉県警・交通捜査課によると、事故は2014年6月18日の夜に発生している。千葉市の市道を走行中の乗用車が対向車2台と接触。さらに200mほど暴走し、自車線の前走車1台に追突した弾みで道路左側の歩道に乗り上げて歩行者1人を巻き込み、最終的には信号柱に衝突して停止した。

この事故で歩道にいた24歳の男性が後に足を切断することになる重傷。追突被害を受けたクルマの運転者が打撲などの軽傷を負った。

暴走したクルマを運転していた市原市の23歳の男は意識が朦朧とした状態で、車内から発見された植物片は指定薬物を含む危険ドラッグであったことが後に判明した。

警察では「薬物影響で正常に運転できる状態ではなかった」と判断。被害者の受傷状況が重篤だったことも考慮し、自動車運転死傷行為処罰法違反(危険運転致傷)で逮捕した。

 

引用:response.jp 11月24日

自動車運転処罰法違反の容疑で75歳の容疑者逮捕 

2014年5月に施行された自動車運転処罰法が適用され始めています。特に高齢化が進んでいる日本社会では65歳以上の高齢者が交通事故加害者となってしまうケースが増加しています。

また、仮に認知症など責任能力を持たない人が加害者となってしまった場合、民事上の賠償責任をその保護者である家族などが負うことになる場合も考えられます。

 

▼75歳の男性を自動車運転処罰法(過失傷害)で逮捕

栃木署は5日、自動車運転処罰法違反(過失傷害)の疑いで、栃木市の75歳の容疑者を現行犯逮捕した。

逮捕容疑は、同日午後4時半ごろ、十字路交差点で普通乗用車を運転し、横断歩道を歩行していた82歳の男性に衝突し、頭部に重傷を負わせた疑い。同署で事故原因などを調べている。

 

引用:下野新聞 『自動車運転処罰法違反の容疑で男現行犯逮捕 栃木署』 2014年11月5日

自動車運転処罰法(危険運転)で懲役4年6月 札幌地裁

5月に施行された自動車運転死傷行為処罰法による逮捕や起訴、判決が出始めています。今回は酒気帯び運転により5名に重軽傷を負わせてしまった事故に関する判決です。

▼北海道で家族4人を含む5人に重軽傷を負わせ懲役4年6月

北海道石狩市で8月、酒気帯び運転で5人に重軽傷を負わせる事故を起こしたとして、自動車運転処罰法違反(危険運転致傷)などの罪に問われた札幌市の30代の被告に札幌地裁(金子大作裁判官)は27日、懲役4年6月(求刑懲役5年)の判決を言い渡した。

検察側は6日の論告で「日頃から速度違反と飲酒運転を繰り返し、規範意識に欠けている」と指摘。弁護側は「反省して車を運転しないと誓い、被害者に謝罪した」として、懲役2~3年の実刑が相当と主張していた。
判決によると、被告は8月3日午後、制限速度50キロの国道を118~126キロで乗用車を運転中、隣の車線にいた乗用車に後ろから衝突。札幌市の男性と家族4人に胸の骨を折るなどの重軽傷を負わせた

引用元:産経新聞『危険運転で懲役4年6月 北海道の5人重軽傷事故で札幌地裁』2014年11月27日

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